【京都新聞】 原発反対、市民先頭に 京で集会、鎌田さんら講演
原発反対、市民先頭に 京で集会、鎌田さんら講演
http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20111016000071
鎌田さんの原発反対の訴えに聴衆が耳を傾けた集会(京都市東山区・円山公園音楽堂)
脱原発を訴える集会「変えよう!日本と世界」が16日、京都市東山区の円山公園音楽堂であった。原発問題を追及してきたルポライターの鎌田慧さんが講演し、「政党や労働組合でなく、市民が先頭に立って原発反対の運動を拡大しなければならない」と力説した。
研究者や市民でつくる反戦・反貧困・反差別共同行動きょうと(代表世話人・仲尾宏京都造形芸術大客員教授)が催した。
「本気で原発を止めようとしなかったと反省している」という鎌田さんは、作家の大江健三郎さんたちと始めた脱原発の署名活動への協力を求めた。「いかに早く廃炉にして平和で安心できる社会にするか。行動が問われている」と述べた。
集会では作家の瀬戸内寂聴さんとドイツの「90年連合・緑の党」の連邦議会議員もあいさつし、閉会後は参加者が同公園から京都市役所前までデモ行進した。
【 2011年10月16日 23時29分 】