【案内】 12/14 京都シンポジウム「東アジア民衆の連帯を求めて 〜つくられる「危機」にあらがうために〜」
【案内】 12/14 京都シンポジウム
東アジア民衆の連帯を求めて
〜つくられる「危機」にあらがうために〜
2010年代に入って東アジア、とりわけ日本と中国、韓国・朝鮮
との関係は、政治的にも軍事的にも「危機」が迫っているかのよ
うな状況がかもし出されてきました。また、普天間米軍基地の移
転問題に象徴的に現れている沖縄の問題は、今後の日米の東アジ
ア戦略とからんで、県民の総反対にもかかわらず、予断を許さぬ
状況に立ち至っています。
とくに、日本政府は、竹島=独島、尖閣諸島(釣魚諸島)などの
「領土確保」を名目に日本国内の排外主義、ナショナリズムを煽
動する勢力と呼応して「危機」を演出しようとしてきました。
それは、韓国の保守政権や中国政府の公式的態度表明にも現れて
います。
いま、私たちは、このような「危機」の演出をどのように捉え、
これからの東アジアの未来を指向する観点からどのように連帯す
ることが可能か、という課題を真剣に考察する必要があります。
このシンポジウムは、以上のような問題意識のもとに、確実な
情報と研究にもとづいた報告を、それぞれのパネリストから受け
て、活発な論議をおこなうために開催します。
多くの方々のご参加を呼びかけます。
★12/14京都シンポジウム概要
テーマ 「東アジア民衆の連帯を求めて」
〜つくられる「危機」にあらがうために〜
パネリスト
新崎盛暉 (沖縄大学名誉教授) ―沖縄現代史
「沖縄反基地闘争の課題と展望」
加々美光行 (愛知大学教授) ―中国現代史
「現代中国の矛盾と市民運動の可能性」
李 署京 (リ・リョンギョン)(立教大学非常勤講師) ―現代韓国論
「2008年以降の韓国市民運動の新たな展開と課題」
コーディネーター
仲尾 宏 (京都造形芸術大学客員教授) ―日朝・日韓関係史
◆日時 12月14日(土) 午後1時30分から午後5時 (開場は午後1時)
◆場所 キャンパスプラザ京都 第3講義室 (4階、定員170人)
電話075-353-9111 京都市下京区西洞院通塩小路下ル (JR京都駅前・中央郵便局西側)
◆参加費(資料代) 一般1000円(学生500円)
◆主催「東アジア民衆の連帯を求めて」
12/14京都シンポジウム実行委員会
実行委員長・仲尾 宏、副実行委員長・大湾宗則、
事務局長・新開純也、事務局次長・寺田道男
◆問い合わせ先 090-5166-1251 (寺田)、090-3267-4278 (新開)